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飛鳥びととは

飛鳥びととは

 観光シーズンともなると飛鳥の里も多くの観光客でにぎやかになる。地図を手にしたシニアのグループ、高そうなカメラを首に下げた女性の一団、先生に引率された小学生の遠足、土日ともなると多くのカップルも訪れる。

列車や観光バスから吐きだされた人たちが一斉に散策に向かう。レンタサイクルを借りる人や最近では小型モバイル(いわゆる超小型4輪)をレンタルする人もいる。住民の数以上の観光客で昼間人口が急増し、この時ばかりは過疎に向かいつつある村の現状を忘れさせてくれる。

 現在、明日香村の人口は6千人を下まわっている。昔3校あった小学校も1つに統合されて久しい。高齢化率も高いという。歴史的文化遺産に囲まれ世界遺産登録を目指す明日香村も過疎化の波の中にいる。2040年には今の6割強にまで減少する予測さえある。 

一方で明日香村に居を構えたい、創作活動をしたいという声もよく耳にする。どこかでミスマッチがおこっているようである。

 ところで、この度発行することになった「飛鳥びと」では飛鳥の今、古の記憶を魅力的に発信していきたい。「日本人の心の故里」の誇りを持って。また、住民減少や高齢化が進む中、地元を元気にするため農業や観光に若い人たちが頑張っている。飛鳥ブランドの開発や観光イベントに積極的に関わっている。不慣れでスムーズに運ばないこともあるようだが頑張っている。「飛鳥びと」はそんな元気も発信していきたい。

飛鳥の里に若い「明日香風」がどんどん吹き渡る、そんなお手伝いになればと。

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