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石舞台古墳(イシブタイコフン) 特別史跡世界遺産構成資産候補古墳石造物

石舞台古墳[写真]-

我が国における代表的な方墳。墳丘の盛土が失われて、露出した天井石の上面が平らなことにちなんで、石舞台と呼ばれる。墳丘は1辺50mの方墳で、周囲には幅8.4mの濠がめぐり、巨大な両袖式の横穴式石室が露出している。石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6mある。

巨石30個を積み上げて造られた石室の規模は日本最大級を誇る。石の総重量は推定2,300t、古墳最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、北側約64tもある。被葬者は不明だが、7世紀初頭に権力を握っていた蘇我馬子が有力視されている。1933~35年の発掘調査によって方形の墳丘、堀、外堤が存在すること、6世紀代の小古墳を壊して築造されていたことなどが確認されており、築造は7世紀初め頃と推定されている。

 

石舞台はこうして作られた?

 

 

  1. 右側の土のうを順にはずし重りとバランスをとってだんだん巨石を浮かす。
  2. てこ、ころ、ろくろ、滑車などを利用して運ぶ。
  3. 石をたてながら土をつめこんでまっすぐにする。
  4. 天井石をおいてから内部の土を取り除き封土でおおい濠を掘り、上部を小石でふいて完成する。

 

 

料金 大人 大学生 高校生 中学生 小学生
個人 300円 300円 100円 100円 100円
団体30名以上 250円 250円  50円  50円  50円

基本データ-

所在地奈良県高市郡明日香村島庄254番地
形状方墳(1辺50m)
規模石室:長さ19.1m、玄室:高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m
石の総重量:推定2,300t(天井石南側:約77t、北側:約64t)
築造年代7世紀前半
休日年中無休
営業時間08:30~17:00 (12/29~1/3は営業時間 9:00~16:45)
アクセス近鉄吉野線飛鳥駅から奈良交通明日香周遊バス「石舞台」下車すぐ
駐車場あり
お問い合わせ飛鳥観光協会 0744-54-3240

アクセスマップ-

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