橘寺(タチバナデラ) 史跡世界遺産構成資産候補寺・神社
川原寺の南側、仏頭山北麓に位置し、聖徳太子建立七大寺の1つ。ほぼ東西方向に中門・塔・金堂・講堂が並ぶ四天王寺式の伽藍配置となることが発掘調査によって明らかにされている。伽藍創建時の様子は不明であるが、金堂の造営が7世紀の前半頃、講堂の造営は8世紀、塔はその間の時期に造営されたと考えられている。
多量の塼仏が出土したことから、川原寺同様仏堂を三尊塼仏で飾っていたと推測されている。『法隆寺伽藍縁起併流記資財帳』や『上宮聖徳法王帝説』などの文献は、橘寺と聖徳太子を結びつけるが、創建の事情は語られておらず、明らかではない。一般的に太子がお生まれになった御寺とされている。境内には二面石と呼ばれる石造物があるが、その顔はそれぞれ人の心の善悪を象徴しているといわれている。また橘寺の名前は、垂仁天皇のため田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことに由来する。
拝観料 | 大人 | 大学 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
個人 | 350円 | 350円 | 300円 | 300円 | 150円 |
団体30名以上 | 330円 | 330円 | 280円 | 280円 | 100円 |
団体100名以上 | 300円 | 300円 | 250円 | 250円 | 100円 |
基本データ
所在地 | 奈良県高市郡明日香村橘532 |
アクセス | 近鉄「橿原神宮前」駅東口または「飛鳥」駅より 奈良交通明日香周遊バス乗車。 「岡橋本」または「川原」下車徒歩3分 |
駐車場 | あり |
休業日 | 無休 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
お問い合わせ | 橘寺 0744-54-2026 |